中古車オークションって？誰でもできるの？

　

　

中古車でも、できるだけ希望の車種や状態の車を購入したいと考える方は多いでしょう。

　

そういった場合に活用できるのが、「中古車オークション」です。

　

中古車オークションとは、誰でもできるのかも含めて紹介していきます。 

　

中古車オークションって？

　

中古車オークションとは、『会員に認められた業者だけ』が「出品」や「落札」ができます。

　

中古車オークションは「出品者」・「落札者」・「オークション会場(オンラインも)」の3つから成り立っています。

　

オークション会場が開かれたら、出品者は出品料や成約料、落札者は落札料などが発生します。

　

低価格で落札することができる可能性があるため、より良質な中古車を安い販売価格で購入するなら、中古車オークションは打って付けです。

　

中古車オークションは誰でも参加できない

　

『会員に認められた業者だけ』が「出品」や「落札」ができるので、誰でも参加できるというわけではありません。

　

ただ、会員の業者は参加できます。会員の業者に代行することは可能です。

　

近年、中古車オークションは、顧客が希望の車種を適正価格で購入しやすいので、人気となっています。

　

しかし、車の状態については、写真でしか確認できないため、実際に車を見てから購入したいという方にはおすすめできません。

　

中古車販売店側にもメリットがあり、中古車を在庫として抱える必要がないことです。

双方にメリットがあるため、利用する業者が増えています。

　

中古車オークションのフロー

　

実際に、中古車オークションはどういった仕組みや流れを説明します。

出品票記入し車両のチェック

まずは出品側が「出品票」を作成します、次にオークション会場の検査員が車両のチェックを始めます。

　

修理歴の有無やメーターの改ざんなどの不正が行われていないか、車の保存状態も厳しくチェックされるので、中古車オークションで取引されている中古車は、良質な車が多いのが特徴です。

　

検査員は、第三者であることから、公平で適切な判断を行ってくれます。

　

車両のチェックなどが完了すれば、チェック内容が出品票に記載され、車の総合的な品質が決まるのです。

　

各車に評価点がある

　

各中古車はランク分けして評価されます。

　

評価付け方は、細かい部分ではオークション会場によって異なります。「S点」・「6点」・「5点」といった具合に評価されます。

　

入札

　

確認後は、オークションが始まります。オークションでは、各業者が専用の端末で入札を行い、欲しい車が出てきた時に、希望金額を出します。

資金が多い業者が落札できるとは限られておらず、適切な金額で販売して利益を確保できる業者が車を落札できます。

引き渡し

　

落札後、車の引き渡しが始まります。車の引き渡しを行う際は、出品者が名義変更用の書類を提出し、代金を受け取ります。

　

落札者は、代金を支払い、出品者が提出した名義変更用の書類を受け取ります。その後は落札者側が手続きを済ませれば、顧客に車が引き渡されます。