自社ローンがやばいと言われる理由は？実際の体験談から徹底検証

自社ローンは「審査がゆるいから助かる」「過去に金融事故があっても車が買えた」という一方で、

　

「やばい」「やめた方がいい」という声も確かに存在します。

　

これは制度そのものが危険というより、仕組みの特性を理解せずに契約してしまったケースや、

　

一部の業者の対応が粗いケースが混ざっているためです。

ここでは実際の利用者の声を踏まえて、

　

なぜ自社ローンがやばいと言われるのかを分かりやすく整理していきます。

　

---

1. 自社ローンがやばいと言われる背景

　

　自社ローンは、金融機関を通さず自動車販売店が独自に分割払いを組んでくれる仕組みです。

　

そのため多くの販売店で「審査通過率90％以上」という高い数字が出ています。

　

実際、クレジットの滞納・債務整理・自己破産の経験がある人でも利用できることが多く、

　

「最後の砦」として選ばれています。　

　

一方で、当サイトが把握している体験談の中には以下のような声もありました。

　

• 審査に通ると思っていたのに落ちた

　

• 月々の支払いが想像より高かった

　

• 車の所有権が自分にならなかった

　

• 契約内容の説明があいまいだった

　

• 納車まで時間がかかった

　

• GPSやオプション加入が必須で監視されてる感があった

　

つまり、「通りやすい＝何でもOK」ではないという点が、

　

後から「やばい」という印象につながっていると考えられます

　

　

2. 自社ローンがやばい・やめた方がいいと言われる8つの理由

　

ここでは実際の口コミや体験談から多かった不満点を、原因ごとに整理します。

　

1. 審査に落ちることがある
   　「絶対通る」と思っている人が多いですが、実際には2〜10％は落ちています。無収入、連絡が取れない、虚偽申告などは落ちやすいです。
2. 買える車が中古車中心で選択肢が狭い
   　自社ローンは限度額が100万〜150万円程度のことが多く、結果として年式が古めの中古車が中心になります。
3. 支払総額が高くなりやすい
   　「金利なし」と書いてあっても、実質的に車両価格へ手数料を上乗せしているパターンがあり、銀行ローンより高くつきます。
4. 完済まで所有権が販売店側にある
   　名義が販売店のままなので、売却・譲渡・一部のカスタムが制限されることがあります。
5. 使える店舗が限られる
   　どの中古車屋でも使えるわけではなく、自社ローン対応店を探す手間が発生します。
6. 支払いが遅れるとすぐに回収されることがある
   　返済リスクが高い人向けの商品なので、遅延には厳格です。GPSやエンジン停止装置が付くケースもあります。
7. 一般ローンより限度額が低い
   　そのため「ミニバンの上位グレードに乗りたい」「輸入車に乗りたい」といったニーズにはマッチしないことがあります。
8. 保証人や追加の書類を求められることがある
   　「頭金なし・保証人なし」と書いてあっても、実際の審査で「ご家族の同意を」となることがあります。

これらが重なると、「思っていたより縛りが多い」「ちょっとやばい」と感じるわけです。

　

　

---

3. 実際の体験談から見えたつまずきポイント

　

実際に自社ローンを利用した人の体験から、多かったシーンを要約すると次のようになります。

　

• ケース1：支払額が想定より高かった
  　「月3万円くらいだと思っていたら4万円と言われた」「36回でしか組めず月々が重くなった」という声。自社ローンは支払回数が短く設定されることが多いので、月々の負担が想像より上がります。

　

• ケース2：審査が通るまで時間がかかった
  　「サイトでは“最短即日”と書いてあったのに、実際には2〜3日かかった」「在籍確認や書類のやりとりで1週間かかった」というパターン。これは店舗側が1件ずつリスクを見ているためで、“遅い＝怪しい”とは限りません。

　

• ケース3：車の状態が思ったより普通だった
  　自社ローン対応車は“売れ筋のきれいな中古車”というより、“ローンを組みたい人でも買いやすい価格帯の中古車”が多いです。年式・走行距離に対する期待値を上げすぎるとギャップが生まれます。

　

• ケース4：支払い遅延で連絡がたくさん来た
  　「1回遅れただけで電話が来た」「翌月に2ヶ月分と言われてきつかった」という声もありました。これは販売店が“ローン業”をしているからで、銀行のように“多少の遅延は様子を見る”という運用にはなっていないためです。

　

---

4. 自社ローン・銀行ローン・ディーラーローンの比較表

　

自社ローンが「やばい」と言われるのは、ほとんどが他のローンと比較したときの条件差です。

　

違いを整理しておきます。

項目	自社ローン	銀行系マイカーローン	ディーラーローン
審査基準	現在の収入重視・信用情報にキズがあっても可	信用情報を厳格に確認	車購入とセットで組みやすい
審査通過率の目安	約90％以上	職歴・属性により落ちることも多い	銀行よりは通りやすい
金利・手数料	実質10〜20％相当になることがある	年1〜5％前後と低い	年3〜10％前後
支払回数	24〜36回が多い	最長120回など長期も可	60〜96回が多い
所有権	完済まで販売店	利用者または金融機関	ディーラー側が持つことも
向いている人	今すぐ車が必要・信用情報に不安あり	条件が良い人・金利を抑えたい人	新車・残クレなどと併用したい人

この表からも分かるとおり、自社ローンは「借りられない人が借りるための手段」なので、

　

コストが上がるのはある意味で当然です。

逆に言えば、この前提を理解していれば「やばい買い方」にはなりません。

　

---

5. 安全に自社ローンを使うためのチェックポイント

　

「やばい」と言われないためには、店舗選びと確認事項を外さないことが重要です。

最低でも以下は確認しておきましょう。

1. 総支払額はいくらか（車両価格＋手数料＋諸費用）
2. 月々いくらで何回払うのか
3. 繰り上げ返済ができるか
4. 納車までの目安日数
5. 返済が1回遅れたときの対応（即時引き揚げか、猶予があるか）
6. GPSやオプションの装着が必須かどうか
7. 保証人が本当に必要かどうか

　

ここを曖昧なまま契約すると、「聞いてない」「やばい」となります。

　

逆にここを全部説明してくれる販売店は信頼度が高いです。

なお、近年は金利・手数料を明示し、

　

信用回復ローンとして運用している店舗（例：クルマテラスのようなタイプ）も増えており、

　

こうした店舗は比較的安心して使えます。

---

6. どんな人なら自社ローンでもやばくないのか

　

自社ローンが本当にフィットするのは次のような人です。

　

• 今すぐ車が必要（仕事・子育て・介護など）

　

• 銀行や信販で落ちたが、今は安定した収入がある

　

• 中古車でいいから早く手に入れたい

　

• 月々の支払いを守れる自信がある

　

• 将来的に信用を回復したい（信用回復ローン型を選ぶ）

　

一方で、次のような人は自社ローン以外を検討した方が安全です。

　

• とにかく月々を最安にしたい

　

• 新車や高年式輸入車を買いたい

　

• 支払いが毎月ギリギリ

　

• 契約条件を細かく読むのが面倒

　

この見極めをせずに申し込むと「やばかった」となります。

　

---

7. まとめ｜自社ローンは仕組みを知らずに使うとやばい

　

自社ローンが「やばい」と言われる一番の理由は、

　

「通りやすさ」だけを見て飛びつき、総額・所有権・

　

支払いルールを確認せずに契約してしまうからです。

一方で、

• 総額を理解している

　

• 返済シミュレーションをしている

　

• 店舗の説明が明確

　

• 実在する口コミで評価が高い

　

こうした条件がそろっていれば、自社ローンは最後の選択肢ではなく、現実的な購入手段になります。

　

とくに、現在の収入を重視してくれるタイプの信用回復ローンを提供している店舗であれば、

　

過去に傷があっても前に進めます。

大事なのは「安いかどうか」よりも「説明が透過的かどうか」です。

　

これさえ押さえれば、やばい買い方にはなりません。

　　　　　　　　　　　　　信用回復ローンで車を購入するならクルマテラス